11月20日、愛知工科大学自動車短期大学 自動車工業学科では、1年生を対象に日産技術講習会を実施しました。世界的に環境規制が強まる中で、多様な動力源(HV・PHV・EV)に対応できる整備教育の一環として、今回は、電気自動車(EV)で先行する日産の最新技術を講義と実習で学びました。担当者はメーカーの日産自動車をはじめ東海日産、東愛知日産、愛知日産、日産プリンス名古屋販売、岐阜日産、三河日産、浜松日産、三重日産、日産プリンス三重販売の中部地区ディーラー(販売会社)の皆様です。先ず、講義では、走行中に二酸化炭素などの排出ガスを出さない電気自動車の構造や点検について学びました。さらに、ヒトがおこなう「認知・判断・操作」を機械に置き換え、死亡事故ゼロを目指す日産の自動運転の紹介がありました。また、実際に電気自動車「新型リーフ」を使って電気自動車の構成部品や専用装置の点検をおこないました。さらに、自動車棟の実習場には、GT-R、フェアレディZ、マーチnismo、ノートe-POWER nismo、エクストレイル(20X)、セレナ(ハイウェイスター)、フーガ(250GT)が展示され、スーパーカー「GT-R」とGTR認定整備士の周りは黒山の人だかりができていました。最後に、卒業生5名と学生による座談会をおこない、整備士の仕事について理解を深めました。学生時代にこれだけはやっておくべことや故障診断機で見つからなかった不具合の見つけ方、辛かった経験、お客様との対応方法など、体験に基づくお話はリアルで最高のアドバイスになりました。